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w4ZRmaCv.jpg  昨日の続きです。
  写真は会場で配布された『緩和ケアについて』

  『家庭医学講座』でテーマは・・・
  『ガンによる痛みは、どこまで抑えることが
  できるか』

  ペンとノートを用意し、メモは続く。。。
  後半は≪すりによる治療≫についての講演。



≪くすりによる治療≫ 講師 : 札幌厚生病院 麻酔科主任部長 尾崎 鈴子


1960年代に、イギリスである末期がん患者が苦痛を訴え、それにより緩和させる
目的でホスピスが誕生しました。
1986年、『がんの痛みからの解放』を謳いWHO方式が生まれる。


WHO方式 鎮痛薬投与の5原則

1. 経口投与で
2. 時間を決めて規則正しく
3. 除痛ラダーにそって効力の順に
4. 個々の患者に合った薬の量を 
5・ その上で細かい配慮を


オピオイド=医療用麻薬 (コデイン、モルヒネ、フェンタニル、オキシコドン)
   ↓
鎮痛補助薬 (抗うつ、抗不安 など)
   ↓
非オピオイド (アスピリン、ボルタレン、インダシンなど)

この3つを組合わせて使う。


がんサポート情報センター (痛み緩和 鎮痛薬全書)


医療用麻薬の適量とは、患者の訴える痛みが消える量です。
痛みの感じ方はそれぞれ違いますから、同じ病状であって同じ鎮痛薬であっても、
患者によって適量は違います。

患者が痛みを上手く伝えられないと、適量での治療を受けられるまで無用な痛み
と闘わなければなりませんね。
ここでこそ、患者と医療従事者とのコミュニケーションが大事になってくるのじゃ
ないでしょうか。


どこが(部位)
どんな風に(性質)ズキンズキン、ピリピリ、しびれ、うずく、鈍い、重い
どれくらい(痛みの強さ)等を、
「日記に付けて医師に相談する事が、痛みのコントロールに大切である」と先生は
仰ってました。

特に伝えづらい痛みの強さについては、0-10段階での痛みのスケールを使うと
伝えやすいという事でした。


私はこの事知らなかったのですが、自然にこの方法を使っていたようです。
歯痛から頭痛になった時、鎮痛剤は何を何時に飲んでとか、抗生剤で熱が
上がったり下がったりした時もメモしていました。

痛みの強さは頭痛の時は、内科医からスケールの話を聞いていたので、数字で
報告していましたが、それ以前の歯痛とか体調については○△×で表してました。
ラフすぎますね。

今も何か気になる初めての症状が出た時は、それがいつから始まったかが、
後からでも分かるようにメモしています。


参考になるサイトがありましたので掲載しますね。
私も今度からこれらを参考にして、分かりやすく病状を伝えたいと思います。


がんの痛みネットより → 痛みの上手な伝え方
                  痛みの度合いのあらわし方
                 痛みの日記をつけましょう

JPAP 疼痛を考えるすべての人へより  → 痛みのチェックシート



スライドではモルヒネの消費量の比較表が出ていました。
2005年は3000kgだそうです。と聞いても想像できませんね。笑。
最近のデータも出てたのですが、メモしきれませんでした。ごめんなさい!

ただグラフで見た限りではかなり違いました。
日本は諸外国に比べて1/5~1/10ぐらいに感じました。
これは日本人は痛みを我慢する傾向にあるという事も一因かも知れないと、
先生は仰ってました。

ただ、モルヒネ→麻薬→中毒→死 というイメージもあるかも知れません。

昨日の記事に『通りすがりさん』がこれに関連したコメントを入れて下さいました。

ネットで医療関連のサイトを覘くと、結構モルヒネの事は書いてあるので、このような
イメージは大分なくなってきているんだと思っていたのですが、まだまだこういった事
は頻繁に起きているのかも知れませんね。

http://aerochan.blog33.fc2.com/blog-entry-519.html


除痛には段階があるそうです。

夜眠れるようにして欲しい。
動かなければ痛みがないように。
社会生活が送れるように。

このように徐々に痛みを止めていくのだそうです。

先生はWHOの5原則で投与すれば、快適のまま過ごす事が出来ると
仰ってました。
投与で重要な事は、規則正しく快適な内に次の薬を使う事で、長く持続する事が
できるのだそうです

血中濃度を一定に保つ事が大切なので、どーんと大量に使って次の投与が痛みが
出てきてからというのではダメだそうです。
血中濃度の幅が上下大きくならないように、中の快適のラインを保つようにする事
が大切との事でした。

痛くなるまで我慢して大量の薬を使って除痛ではなく、時間時間で等間隔で痛みが
出ていなくても投与する事が大切なんですね。


先生も精神的依存について、がんの痛み治療に用いた場合、オピオイドで依存は
あらわれないと断言していました。


国立がんセンター がん対策情報センター がん情報サービスより「まとめ」を抜粋

がんの疼痛を緩和するためにモルヒネを使用する時には以下の点に配慮する。

1. 情報提供を十分に行う。信頼関係を確立し、正しい薬を選択する。
2. 痛みが出てからの頓用指示をやめ、痛みが出ないように投与する。
3. 痛みが緩和されるのに十分な量のモルヒネを投与する。
4. 副作用対策を十分に行う。中枢神経系の副作用の出現は投与が過量なため
   であることが多い。
5. 禁忌でない限り、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)を併用する。
6. モルヒネが十分に吸収されるような投与経路を選択する。
7. 痛みの評価や治療効果の判定を正確に行う。
8. ファーマコカイネテックス、ファーマコダイナミックスの知識に基づいたモルヒネ
   治療を行う。
9. 血漿中モルヒネ濃度が低下している病態を鑑別する。
10. 夜間に痛みで目が覚める状態の痛みは一両日内に取り除くべきである。



LnoiOhI0.jpg  最後にこの言葉で講演は終わりました。

  将来がんと診断された時から治療と
  緩和ケアが始まる。
  今までは治療が終わってから緩和ケア
  が始まっていた。。。

  写真は講演が終わったあとの会場。
  この会場が満席になりました。
  



今回会場で配布された札幌医師会市民広報(健康さっぽろ)の中から
がん緩和ケア-現在の考え方- より一部抜粋。

WHOは1989年に緩和医療に関する提言を行いました。
その中で「がん緩和医療」とは、・・・・・。
また、終末期だけではなく、早い時期から疾患そのものの治療と平行して
開始する事が重要である」と定義されています。

がんと診断された瞬間から、いろいろな苦痛(全人的苦痛)が引き起こされる訳
ですから、それら諸問題に対処する緩和ケアが行われるべきであると強調され
ています。
不幸にしてがんが治癒せず、進行するにつれて緩和ケアの割合は増加します。



がんナビ通信より
米国がん研究所(NCI)ががん患者を支える立場の方のために作成した冊子の
日本語訳です。大切な人ががんになった場合、家族や友人はどうしたらいいのか。
患者同様に、戸惑い、悩み、苦悩しているあなたに贈ります。

「あなたとともに がん患者を支えるためのガイド」



がんの疼痛治療、患者のモルヒネに対する誤解が解け、確かな見極めのできる
医師が増え、緩和ケアで様々な苦痛から解放された患者や患者家族に笑顔が
戻る事を願っています。。。
  


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コメント
この記事へのコメント
痛みから解放
   ガーネットさん

杉花粉は北海道にはなかったんだ。
色んな花粉がアレルギーを起こすのですね、困ったものです。

終末期のガンの痛みから解放されると、ガンに対する恐さが患ってる私たちは薄れるのでたすかります。
勉強になりました。

           しろ
2009/06/03(水) 04:57 | URL | しろ #-[ 編集]
しろさん
おはようございます。
今朝は目覚めるのが早かったんでしょうか。(^-^)

花粉症はあるんですけど、スギ花粉ではなく他の花粉みたいです。
でも、検査してないので何のアレルギーかわかりません。(*^_^*)

私は漢方薬ツムラ№19小青竜湯で鼻水は止まっています。
これは風邪の時も使っていたので、効果は分かっていました。
なかなか良いです。
目薬も漢方も一旦良くなって止めたら、やっぱりまだ早かったみたいで、ちゃんと医師の処方を守らないとダメですね。あははは(●^o^●)

がん患者となった日から、常にどんな病理であろうと大なり小なり転移は考えますよね。
ここが共存と言われるゆえんでしょうか。
だから私も知りたいのです。色んな事を。(*^_^*)
2009/06/03(水) 08:41 | URL | ガーネット #0ll.HrS2[ 編集]
いずれ・・
ガーネットさん、ほんと、良くお勉強してる。
いつも感心です。

今度の日曜日(7日)札幌共済ホールで
「日本癌学会市民公開講座」があるようですね。
通院先の病院にプリントがありました。
参加希望はすでに5/20に締め切ったようですが、
きっと聴講者がたくさんでしょう。

内容をテレビ特番にして欲しいなと思います。

緩和ケアは癌患者の必ず行き着く問題で、
元気なうちから最重要な課題と思うの。
妹が緩和ケアにいて、私も最後を見ていたから、
自分はどうするか、と最近は考えることもありますよ。

日本は欧米より医療用モルヒネ使用度が少ないそうですね。
癌対策も四半世紀遅れてるそうだし、
患者にとっては緊急課題ですよ。
2009/06/03(水) 17:16 | URL | れんぎょう #af4CzG3s[ 編集]
れんぎょうさん
いやー、市民公開講座行きたかった~。すごく残念です。

れんぎょうさんは妹さん、私は兄と父、見てますからね色んな場面を。
本当に他人事ではないのです。
モルヒネは量も、使える種類も日本は遅れを取ってますね。
日本でのモルヒネのイメージの悪さが、緩和ケアを誤解してしまうのも知れませんね。
緩和ケアはホスピスではないというところから、意識を変えないといけないのかも知れませんね。

れんぎょうさんからコメントいただく度に思うのですが、本当に多方面に知識が豊富な方だなぁと。
そしてご自分の考えをしっかり持っていらっしゃいますよね。
姿を想像してみるのですが・・・浮かんでこないのです。(*^_^*)
2009/06/03(水) 20:16 | URL | ガーネット #0ll.HrS2[ 編集]
癌の終末期、、、考えますよね。
他人事じゃないですからね、、、。

あるがん友は、元気なうちこそ情報収集する時だ、と言って、本州の緩和ケア病院に体験入院してきた人がいます。

2009/06/03(水) 22:43 | URL | はーにゃ #-[ 編集]
はーにゃさん
こんばんは。
疼痛治療を受けながらお仕事してる方もたくさんいらっしゃいますよね。
今は上手に医療用麻薬を使って痛みをコントロールできるんですね。
そこを変な誤解から我慢して、気力、体力を消耗してしまうのは残念な事です。

日本全国どこでも同じ治療、ケアを受けられたらいいのにね。
転院先を見つけられずに困っているがん患者さん、多いですよね。
気力、体力のある時に考えなくてはいけない事って、たくさんありそうです。
分かっているけど、なかなか行動に移せないですよね。(@_@)
2009/06/04(木) 00:34 | URL | ガーネット #0ll.HrS2[ 編集]
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