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がん医療を問う-患者の“安心”を支えるために-
教育テレビ 2月28日(土)午後8時~10時 放送予定


昨日ジムから戻ったのが7時半、そしてこの番組を見ました。

がん対策基本法に基づき『がん診療連携拠点病院』を柱に、一般病院、
在宅療養支援診療所、診療所等で、連携して1人の患者の治療、ケアを
行うという制度についての現状と、ある地方都市、医療機関の取組みに
ついての番組でした。


スタジオでは患者、開業医、大学教授、がん対策推進協議会委員(患者会の方)、
がん拠点病院の医師、がん対策推進室長、が司会進行の下、意見交換が行われ
ました。


私自身は初めから小さなクリニックで手術を受けています。
だから大きな病院だからと選んだ訳でもないので、あまり関心なく過ごしていました。
放射線は大学病院と連携されているし、主治医が転勤で変わる心配もないし、
良い選択をしたと思っていました。。。。。が。。。。。


番組でお話しされていた患者さんの場合・・・・・
がん診療連携拠点病院で手術をしました。
ある日、主治医より「これ以上使える抗がん剤はないので、転院して欲しい」と言われ
途方に暮れ、自力で探します。

患者さんは体力も、気力もあります。
痛みで苦しんでいる訳でもなく、まだまだ治療したい意欲に満ちている時に前の
主治医に「転院」を言い渡されたのです。
いずれはホスピスも考えるが、今はその時期ではないと思っていたのです。


治療法がないと言われた患者を引き受ける病院は、そう簡単には見つけられません。
しかし運良く、引き受けてくれる医師に出会う事ができたのです。
それがですね、同じ病院の他科の医師が受け入れてくれたのです。

この医師は抗がん剤に詳しいと評判の方らしく、診察の結果まだ使える抗がん剤が
あるかも知れないとの事で、新しい主治医の下で治療を受ける事になりました。
結果、腫瘍は小さくはなっていませんが、大きくもなっていません。現状維持です。

しかし患者さんは、進行を抑える治療でいいから積極的な治療を受けたいと言う希望
だったのです。
そういう意味では、患者自身の希望に沿った治療を受けられていると言えます。


抗がん剤は脚の付け根の動脈から48時間掛けて点滴されます。
動脈からですから、もし針が外れたりとか何かトラブルがあったら、大出血となって
しまいます。
普通なら入院して行うべき危険な治療だと思います。
でも、これが通院なんです。

長い入院では採算が取れない保険制度になっているようです。
最近は入院日数がかなり少なくなって、手術から1~2週間で退院ですよね。

病名によって保険点数が決められていて、診療内容も出来高ではないので、検査や
お薬を増やしても同じ請求しか出来ないようなケースがそれです。
これにはDPCという保険制度の絡みもあるようです。

医師ももう少し病院で患者を診たいと思っていても、ある日数をこえると1日の保険
点数が半分程の請求になってしまうそうです。
ですから病院としても、早く退院して欲しいという事になるのですね。


そんな訳で患者さんは、通院せざるを得ない状態なのです。
その上、点滴の針を抜くのはまた違う病院なんですよ。
きっと拠点病院では患者が多過ぎて、簡単な処置のみでは対応しきれないのかも。

車で1時間以上運転して、抗がん剤の注射針を抜きに2日後に向かいます。
もっと近くにも病院がありますが断られてしまい、ここでも自力でまた探しました。

なぜ断られたかと言うと、抗がん剤を取り扱った事がない医師には、危険が伴う処置
となってしまう訳でリスクが大きいのです。
たまたま今回見つけた病院の医師は、大学病院で抗がん剤を扱っていたので、受け
入れてくれたのでした。


こうして連携と言いながら、ちっとも医療機関、医師のネットワークは
繋がっていないのだという事を知りました。
他人事ではないなと思いました。明日は我が身です。
今自分が通っているクリニックは、再発、転移した時に最後まで
診てくれるのだろうか?


どの医療現場でもマンパワーが不足しています。
在宅療養支援診療所は24時間往診に対応できなければいけません。
診療保険点数は高くなりますが、いずれ医師の身体がパンクするだろうと・・・。


そんな中でも、ある地方都市での取組みに希望もあります。

長崎では、開業医が集まりネットワークを作り、がん拠点病院からの患者を引き
受けるというシステムを作りました。
この時、主治医、副主治医の2名決める事で、学会や旅行で患者を診れない時に
代わって診てもらう事ができるので、精神面でも楽になったそうです。

また患者の引継ぎには、事前に病院側と開業医の間でカンファレンスが行われます。
そのメンバーには患者家族、ケアマネ、看護師等も加わります。
自宅に戻る患者を迎える体制を整える為の意見交換をしていました。

患者さんは、今までの病院の主治医と、これからの主治医、副主治医となる開業医の
両者が揃っている場に最後に加わり、紹介、説明を受けるのです。
患者にとっては、両者が揃っている事で病院側と開業医側とで話し合いが出来ている
という事、自分は追い出されたんじゃないという安心感を得る事ができるのです。


そして島根では患者、医師、役所が定期的に話し合いを持ち、現場の声を政策に
打ち出し、国から『がん対策予算』を全国で1番多く引出しているそうです。

患者の希望→医師が実行する為に何が必要か→役所で予算を組む→厚労省
そして、精査の後予算が下りるという事のようです。


また22年度の『がん対策推進基本計画』は、がん対策推進協議会委員の手で
作成される事になったそうです。
がん患者の現状に沿った計画になるものと思われます。



最後に・・・・・

がん対策推進室長が「現場で作るものであって、霞が関が作るものではない」
と言う様な事を言ってました。
その言葉に希望を持ちたいものです。

この番組をブログで紹介して下さったブログ友のryuryuさんに感謝です!
とっても勉強になりました。 


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コメント
この記事へのコメント
要点ありがとうです
 ガーネットさん
見てませんでした。分かりやすい要点ありがとうございます。

>私自身は始めから小さなクリニックで手術を受けています~~
 ~~主治医が転勤で変わる心配もないし、
 良い選択をしたと思っていました。。。。。が。。。。。

     私も、同ようです。

>今自分が通っているクリニックは、再発、転移した時に最後まで
診てくれるのだろうか?

>同じ病院の他科の医師

 これ、よい手かもしれない!  選択数、ふえました。
 
 この病院は、何種類の、抗がん剤使用できるのか、多いほど当然有利、医者との信頼関係等、考えるときりがないですね。自分の場合は、入院準備しといて、明日考える、明日になれば次の日にする。なったらナッタとき考えるにしました。
    しろ(=^・^=)

 
2009/03/01(日) 21:06 | URL | しろ #-[ 編集]
しろさん
事前に入院の準備はしておかなくてはいけないですね。
先日TVで見たのですが、独身女性の乳がん患者でしたが、「もしもノート」というのを付けてるそうです。v-295

もし救急で運ばれる事になった場合、どこに何があるか意識がしっかりしてない時は説明もできないからだそうです。
生命保険の事とか、色々書いてるそうですよ。
私はまだそこまでは考えてないですけどね。
2009/03/01(日) 21:42 | URL | ガーネット #0ll.HrS2[ 編集]
NoTitle
私は「癌専門病院」だと安心だろう、という理由で病院を選びました。今日までそれで不足を感じていないのは、私の症状が軽かったということもありますが、ラッキーなことだと、この記事を読んで思いました。
先日も婦人科の診察の予約を入れたら、予約担当の方に「その日は乳腺エコーの検査が入っているので、婦人科の診察は別の日にしたほうがいいですよ」とアドバイスをいただきました。婦人科でも子宮内エコーを使うかもしれない、という予想のもとに、です。
患者である私が気付いていないことを、予約担当の方から指摘されて、この病院にして良かった、と思っています。
2009/03/02(月) 01:46 | URL | ゆんこ #-[ 編集]
NoTitle
おお! なんだか雰囲気が...
しかもオイラのPCではカラム落ち...v-406

TVは観てないけど、治療を拒まれるほど辛いことは無いでしょうし、マニュアル通りにしか治療してもらえなくなる時代が来るのでしょうか?
未来は一体のロボットが患者の顔認識してCT、MR、放射線、血液検査や細胞検査まで行い、最良の抗がん剤を選択して患者の体重で抗がん剤量を微調整して点滴する時代がくるかもv-405

あー そんな時は癌も治る時代だろうから心配いらねーか!v-410





2009/03/02(月) 07:55 | URL | Himawaripapa #-[ 編集]
ゆんこさん
色々お話下さってありがとうございます。
ゆんこさんの病院は日本でのチーム医療推進の先駆者的役割を果たしています。
医療従事者への教育をする立場にもあります。
ですからそのように院内に於ける他科との連携は当然基本中の基本で、どの診療科にかかっても多分情報は共有されていると思いますよ。v-410

ホスピス病棟も充実しているし、がん専門看護師が精神面のケアもしていますから、そこで診察受けてる患者さんは投げ出されたりする事はないと思いますよ。
きちんとネットワーク作りされている連携病院とか、紹介してくれるんじゃないですかね。
厚労省の依頼の下で、チーム医療の教育をしている場ですから、安心していいと思いますよ。v-22 
それに、これから変わってくると思います。それが2年先か3年先か・・・・。

病院の関連記事です。良かったら覗いてみて下さいね。
http://aerochan.blog33.fc2.com/blog-entry-259.html

婦人科検診、私も3ヶ月に1回エコー撮ってます。
やっぱり乳がん患者は、婦人科検診は外せないですね。
2009/03/02(月) 10:39 | URL | ガーネット #0ll.HrS2[ 編集]
ぱーさん
カラム落ちしてると聞いたので、テンプレート戻しました。ガクッ!(-"-)
こっちは今日雪降ってるし、いくら3月でも桜にほど遠い天気ですぅ。

>マニュアル通りにしか治療してもらえなくなる時代が来るのでしょうか?

私はこれは全く逆だと思います。
治療の個別化は最近よく耳にします。
日本の大学病院の教授等もテーラーメイドと言う言葉を口にしていますから。
ただ抗がん剤を熟知している医師がどれだけいるんだろう?とは思いますが。
お医者さんも勉強して欲しいです。

ロボットの時代ですか。来るかもね。
そのロボットには、患者の心を読む、患者の痛みを知る、副作用を感知するセンサーを組込んでなくてはいけないでしょうね。笑。
医師や技師がロボットに代われても、患者はロボットではないのですから。v-22

感情のあるロボットになりたいガーネットより v-17 シュワッチ
2009/03/02(月) 11:20 | URL | ガーネット #0ll.HrS2[ 編集]
さすがガーネットさん!
私も見た感想みたいなの書こうかと思いつつ、まとめられな~い(T^T)
ちょうど個人的にすごく興味があるというか不安になってたことなんです。
がん拠点病院ってそのうち追い出されちゃうのかなーって。
私もう2つ抗がん剤ダメになっちゃってるので、使える薬がなくなったら?って...

病院間の連携がうまくとれるのが理想だけど、現実にはうまくいってなくて、それがうまくいくには相当時間がかかりそうだなぁと思いました。
2009/03/02(月) 19:11 | URL | 緑緑*ryuryu #B6hI6adY[ 編集]
ryuryuさん
番組の情報ありがとうございました。
本当に勉強になりました。
いつもはジムから帰ったらすぐPC開いてコメのチェックとかするんですが、土曜日はTVに釘付けでした。v-21

大事なところはメモを取りながら見てました。
記事書こうと思ってもよく思い出せなくなったりするので。
それでも開業医の先生のお話が、記事が長くなり過ぎて載せれませんでした。
いいお話していたし、問題提議をしていましたよね。
少なくとも今の状況よりは改善されていくのではないかと期待しています。

ryuryuさんも大変なんですね。
耐性ができるからちょっとでも癌が落ち着いていたら、休薬しようかと考える患者さんも多いでしょうね。
選択肢の減る怖さもあるけど、無治療の不安もありますよね。
ryuryuさんはその上お仕事しながらの治療ですもんね。
本当に頑張っていると思いますよ。
きっと状況は良くなると信じて・・・ね!v-22
2009/03/03(火) 00:06 | URL | ガーネット #0ll.HrS2[ 編集]
国策への不安
ガーネットさん、こんにちは。
記事読ませていただきました。
僕もこのTV観れば良かった・・・

僕は先日「がん対策情報センター 患者・市民パネル」というものに応募しました。
これは、国立がんセンターの関係機関の仕事らしく、一般の患者の立場として国のがん対策のあり方について意見を提案する趣旨のものだそうです。

正直これによって国の政策に大きな影響を与えるとは思ってません。なぜなら、政策には「予算付け」がなされない限り実行できないからです。
こんな事業を立ち上げておきながら国は毎年国家予算に占める医療費の削減を続けています。
この状況でどうして新たな対策事業を打ち出せるでしょうか?
法律を作るだけでは、国策は「有名無実」にしかならないのです。

僕はこの点を進言して、いかにこうした取り組みが愚かなことであるかを示していきたい・・・

まあ、採用してもらえるかどうかもわかりませんけどねぇ・・・

また、僕のブログを通じて、この件も書いてみたいと思います。

これからもよろしくお願いします。
2009/03/03(火) 09:55 | URL | ナースれんたろう #-[ 編集]
れんたろうさん
コメントありがとうございます。
れんたろうさんは患者であり医療従事者でもあるから、私達よりずっと広い視野で
物事を考える事が出来るだろうと思います。

それこそ島根の取組のように、れんたろうさんは患者の希望と医療側が実行に移
すために何が必要か(予算)を同時に掴むことができる立場にいます。
パネラーとなり、国策の矛盾を突いてほしいと思います。

最近患者の力ってすごいなぁと思う事が多々あります。
現場から(患者)の声は力があると感じます。
時間はかかりますが、見直しはされています。
現状で良しとしてしまえば、その小さな見直しさえも始りません。

私は自分の出来る事として、一人でも二人でも私のように何にも知らない人が
いるなら、こうして記事にする事でちょっとでも概要を知っていただけたらなぁと
思っています。

れんたろうさんの思いを厚労省にぶつけてください。v-22
選ばれたらいいなぁ~。v-62
れんたろうさん、すごい!このコメの認証用キーワードが5555だよ!!
2009/03/03(火) 10:32 | URL | ガーネット #0ll.HrS2[ 編集]
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