1994年4月24日(日)の日記より抜粋・・・・・38歳
【また胸にしこりを見つけた】
M先生が胸に張りがあると言って細胞診をして以来、とても気になって
たまに触ってみてた。
今日前屈みになって触ってみたら、左胸にしこりがあった。
昔できてたところの内側。
動くのは大丈夫と言ってたけど、こんなに何個もできてるなんて。
28日には、この話も先生にしなくてはいけない。
先生は脇の下のリンパにも触れて、大丈夫だと言っていたけど。
28日が怖い!(ーー;)
1994年4月28日(木)の日記より抜粋・・・・・38歳
【あんまり気に病まないほうが・・・・】
●大へ結果を聞きに行って来た。
結果はOKだった。 (右のしこり)
先生がすぐ話を切り出してくれなかったので、絶対悪い方の話なんだと思っていたら、
乳腺線維腺腫であって良性の腫瘍だと言われた。
もう一つ私が発見したもの(左のしこり)は、先生は気付いてなかったようだ。
先生が、あんまり気に病まない方が良いと言ってた。
神経質な人が出来易いというのだ。
私もあんまり悪い方へ考えないようにしようと思う。
本当によかった。心配で、心配で、しょうがなかったけど。
もう1つの方は、連休明けの9日に検査をする。
ガ : どんな感じですか?
Dr: 多分前にできてるものと同じだと思うので、心配はないでしょう。
ガ : もっと頻繁に診察受けた方がいいですか?
Dr: そんなにしなくても、半年に一度でいいです。
きちんと定期的に通えばいいから。
私の2人前の人は、ガンを告知されていた。
私も待っている時は、嫌でしょうがなかった。
今回は、結果まで2週間もの長い間だったので、本当に毎日が憂鬱だった。
9日の細胞診はそれほど心配しなくていいと思う。
先生が触診して、大丈夫というのだから。 (^-^)
1994年5月 9日(月)手帳メモ・・・・・細胞診
1994年5月19日(木)手帳メモ・・・・・結果
1994年9月16日(金)手帳メモ・・・・・診察
この頃の私は、頻繁にしこりを自分で見つけていた。
筋腫の手術をし、半年後には兄を癌で亡くし、それから1年経ってない頃の事です。
癌の怖さを知って、いつもしこりに怯えていたような気がする。
自己検診の度に何かしら異変を見つけるので、先生のあのコメントが
出たのだろうと思う。
お医者さんもそんな風に見るんだ!とちょっとショックだった。
先生に兄が癌で亡くなったので・・・・・と言う話をしたのを覚えてる。
このコメントが、後々検診を怠るようになった事に、多少影響を与えたような気がする。
頻繁に細胞診をしているが、クラスがいくつなのか聞いた事がない。
この頃はまだ患者は医者に何もかも任せっきりの時代だったのかも。
私自身も、こんなに検査してるのに、乳がんの本を読んだ事も無かった。
検査は安心の為で、ガンになるなんて思ってなかったのだと思う。



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