3時からだったので15分前に着いたら、既に満席状態だった。
会場費500円の講演。院長先生は1時間以上も話してくれた。
最新の治療について・・・・
コンピューター時代でも、昔ながらのやり方でも良いと思う方法は今でもやっている。
捨てられていく手術なんかも自分の信念で、必要と思えば時間のかかる面倒な手術
もするという。
私のした胸骨傍下のリンパ郭清もその手術だ。
リンパ転移がなくても、小、中、高と危険度にランクがある事。
私の場合は中になった。ホルモン剤と抗がん剤の併用となる。
ホルモン治療はお腹に注射をするものと、これに抗がん剤を併用するのがいいらしい
が、北海道ではこの併用だと抗がん剤は保険が利かないという。
本州は利くのに保険査定の人が、乳がんに対する認識が薄いという。
「院外処方で出して貰ったらどうか」と先生がアドバイスしていた。
再発の人だと保険対象になるらしい。
講演が終ったあと皆さん帰って、スタッフと先生が残っていた。
一人先生と話していた方がいたので、一番前の席に座って話が終るのを
待っていた。
その人がスタッフの人に促されて、「個人的な相談は受けてない」
ような事を言われていた。
その人もかなり長く話していたから当然なんだけど、24歳の娘のお父さんらしい。
その時待っていた私は、先生とチラッと目が合って、先生分かってくれたかも。
それで前の人が終ったので直ぐ「ちょっといいですか」と手を上げて、スタッフの
人を制して先生に挨拶をした。
ガ : 8月に乳房再建の手術を受ける事にしました。
院 : それは良かったですね。良かった、良かった。(と、私の肩を叩いた)
ガ : 元気にしていますので、ありがとうございます。(そそくさと、立去る感じ)
院 : 今日はわざわざ来ていただいて、ありがとうございます。(と、背中越しに声が)
私が向き直った時は、先生も見てなかったんだけど良かった。
先生に挨拶が出来て、手術の事もお知らせする事が出来た。
先生が「止めなくて良かった」と言ってくれたという事は、やはり手術をしても良い時期
だと言う事なのだろうか。
Y先生を信頼してない訳じゃないけど、やっぱり院長先生も知っていたと思うと心強い。
先生の患者さんは思ったよりたくさんではなかったみたいだ。20人程挨拶してた。
クリニックの主催ではなく、患者会の主催だった。
私は現在も患者会には入っていないが、この講演会のお知らせが乳腺クリニックに
置いてあったので出掛けた。
同じ日本人で、同じ病気で、同じ治療で治療費が違うなんて変な国だ。
4年前の話ですので、現在の保険制度でどうなっているかは分かりませんが。
院外処方と先生が言ってるので経口抗がん剤の事でしょうね。
いずれにしても、これぞ地域格差ですよね。
でもなんだかんだ言っても日本人で良かったと思う今日この頃です。

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