今度は右しこりの友達が現れた
1991 年 6~7 月 35歳
昨日の続き・・・・・・・2年後です。
日記を読み返すと、毎日楽しくOL生活を満喫していたようです。
■■■1991年6月28日(金曜日)の日記より抜粋■■■
シャワーを浴びた後で、胸のシコリを発見した。
丁度、左の胸の手術(乳腺線維腺腫)をしてから2年経つ。
日記には’89.7.17とあった。
最初は1個だけと思っていたら、2個シコリがあった。
それもグリグリは動かない。 動くようだとガンではないそうだけど。
今度は右の胸なのだ。一生こうして病院から離れられないのだろうか。
最近ちょっといい気になりすぎていたかも知れない。
それでも、この前発見した時よりドキドキしていない。
でも前回からみて、今回はグリグリが動かない分だけ不安もある。
月曜日にSさんと打ちっ放しの約束したのに。
乳首の直ぐ近くのところにシコリがある。上の方と下の方と二つ。
上の方が大きい。下の方は強く押さないと逃してしまう。
明日、外科の外来やってるかどうか分からないけど、病院に行ってみる。
○大へ行って、ぐりぐりの診察を受けた。
土曜日は胸の専門の先生じゃなかったので、触診だけでレントゲンも休みで、
検査はできなかった。
診察の方も予約制とかで、何週間も待つような事を言ってたけど、今日の先生は一応
7/8(月)に針を刺して検査すると言ってた。
前の時も、その検査をしなかったかと聞かれた。
その時はいきなり取ってしまったので、検査はしていない。
今回の場所は、乳腺とは関係ないような事を言ってた。
私が「悪いものじゃないんですか?」と聞いたら「そんな悪いもんじゃないけど、直ぐ
取ってしまってもいいけど、一応検査してみましょう」と言われた。
月曜日なので、検査だけなのかも知れない。
場所と、ぐりぐりがそんなに前のように動かないのと、乳腺と関係ないのと、
皮膚がどうのこうのと言ってたけど、どういう事だろうか。
先生は一つの方は米粒ぐらいと言ってたけど、私に気になるかと聞いてた。
先生の触診は、上向きに寝て手を上げてたので、ぐりぐりが肉の中に入って、
触っても分かりずらかったのではないかと思う。
前かがみになって、自分で触ってみると結構大きい。
もし取る事になったら、気になるから傷が大きくなっても、二つ取ってもらった方が
良いと思うんだけど・・・・・・・・。
■■■1991年7月4日(木曜日)の日記より抜粋■■■
今朝とっても嫌な夢を見た。
姉が呼んでる声が聞こえて、私は寝てて・・・そしたらガンだったと言われた夢だ。
「やっぱりそうだったんだ。でも先生は大丈夫だって言ったのに」と答えているのだ。
夢の中ではそんなに大ショックは受けていなかったようだ。
しかし、現実にそんな事を言われたら。
考えないようにしようと思っても、やっぱりどこかで考えているんだと思う。
■■■1991年7月8日(月曜日)の日記より抜粋■■■
○大へ検査に行って来た。
4~5人の人が検査を受けた。私と同い年位の人もいた。
とっても不安そうな顔をしているのが分かった。私が一番先に検査を受けた。
2人の先生がいて、針を刺した先生は○○とネームをつけていた。
2ヶ所刺したんだけど、「血管注射の針を刺す痛さと似ていると」と言われて、
ホッとした。
どんな風に痛いかと思ったけど、そうでもなさそうだったんで・・・・・
でも2度目の時、先生が「ここの場所が一番痛いんだ」と言ったんで、
思わず「えー!」と言ってしまった。
先生が「検査を受けてたんですか?」と聞いてた。
私が見つけたから、そう思ったのかな?
普通だと分かりにくい場所だから、先生も探すのに苦労しているみたいだった。
2ヶ所刺したので、下の方の小さいのも調べたのかと思ったら、サビオの場所を見た
ところ、上の方だけだった。
下の方の事は分かっていないかも知れない。
先生の話し方や顔色から、どんな状態か判断しようと思って、ずっと横を見てたんだ
けど、話し振りからは、そんな深刻な感じはなかった。
結果をいつ聞きに来るか決める時
Dr: 急ぎますか?と言うのは18日は先生がいないので、15日でいいですか?
ガ : 15日はちょっと、忙しいです
Dr: じゃあ25日に。場所的に見て、それ程気にするような物ではないと思います。
25日3時半に結果を聞く事になった。
11日に巨人戦を観に行く。
検査の感じで、どうするか迷っていたので、今日休みを取った。
まず、この時のしこりが2007年2月に乳癌となり、手術したものです。
私自身も今日、日記を読みながらブログに書き込んでいて、びっくりした。
私が見つけて、病院に行っていた事に驚いた。
乳癌検診を始めてから、検診で見つけたものを経過観察していたと思っていた。
自分の記憶のあやふやさに腹が立つ!
そして、土曜日の診察で乳腺専門でなかったにも関わらず、検査を予約してくれた
先生に感謝!!
7/8の検査の時いた二人の先生の内一人は、後の乳腺クリニックの院長か、副院長
(主治医じゃない方)です。ネームで分かった。



チリも積もれば山となる。ぽちっ

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