6ヶ月検診です。
腫瘍マーカー、骨密度、エコー検査でした。
会社の健康診断の結果が出てからと思いこの日にしたんだけど、まだ結果は
手元に届いていない。
こっちでも又、血液検査しなきゃと思っていた。
ところが診察室で先生は健診受けたんであれば、一般的な検査なんで結果が
出てなくてもいいみたいで、腫瘍マーカーだけになった。
以前は私の方から健診の結果を持って行って、クリニックでの一般血液検査は
しなくていいようにしていた。
それからは主治医の方から聞いてくれて、無駄な検査をしないように気に掛けて
くれているのかと思っていた。
がん友にもこんな方法があるんだと話した事があった。
先日会って食事しながら話した時、彼女も健診の結果を提出してOKだと
言っていた。
ほう~、意外だった。彼女はそんな事しないかと思っていたから。
どうやら彼女の主治医も無駄な検査をしないようにしてきたのか?
いつもクリニックに置いてる、医療新聞社発行の月刊誌をチェックする。
今月の表紙には「股関節のストレッチ」と「逆流性食道炎」の特集が。
興味ある記事、持って帰った。
で、中をパラパラしたら、、、、、、、
国内のがんの状況を正確に把握し、治療に役立てる「全国がん登録」
というお題。
え、こんなものがあるの?
中をちょっと読んで、これはUPしなきゃと思いPCを開いたのだった。
記事によると、国内のがん登録はこれまで3つ実施されていたようだ。
これさえも知らなかった。
こんなニュース聴いた事ある?皆は知ってたのかな?
○ 地域がん登録
(健康増進法に基づく努力義務によって、全ての都道府県で実施)
○ 院内がん登録
(厚労省指定がん診療連携拠点病院を中心に、病院におけるがん治療の
状況等を詳細に把握するために、必要な情報を収集、保存し、診療の実態、
質の向上、患者の支援等に役立てる)
○ 臓器がん登録
(学会、研究会等が中心となり、所属する医師のいる病院から中央事務局に
データを集約)
記事によると、これらの情報が集約され、治療に役立てられてきたが、全ての
医療機関が一律に患者の情報を網羅しているわけではないことが課題となって
いた。
そこで昨年12月、がん登録推進法が成立、全国がん登録制度がスタート。
国は、全ての医療機関はがんと診断した場合、都道府県に報告を義務化。
集約された情報は整理され、国(国立がん研究センター)に報告される。
また、市町村は死亡情報を国に提供し、国はこれらとデータを集約、分析して
いく事になっている。
新たな制度は、地域がん登録を全国がん登録に移行する事を意味し、国の
データベースで一元管理されるようになる。
これらの情報は国のがん対策、地域医療計画にも活かされる。
具体的には、全国に何ヶ所のがん診療連携拠点病院が必要か、この地域に
肺がんを治療できる医師は何人くらい必要か、どの年代にどのようながん検診
が効果的か等の計画や対策が立てられるようになる。
進行度や生存率に関する統計から、がん検診の精度、有効性、治療方針を検討
する上で重要な情報が得られるようになる。
「全国がん登録の実施によって、国内の診療の実態の把握、医療の質の向上が
期待でき、その恩恵は大きいといえるでしょう。」
↑
まさにこれが一般血液検査をしない理由なんじゃ?
それにしてもマイナンバー制度といい、国は個人情報を本当に保護
できるんだろうか?
個人財産と健康を把握して、国は何をするのか?
何故か素直に受取れない・・・・・・・



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診察が終わったら電話がくるはず。
1時から呼吸器の診察を受けると言っていた。
食事の時間を考えると11時半に終わらないと、ランチの時間は難しい。
11時半になっても電話は無かった。
やっぱりCT検査もやって診察から会計、お薬を貰って11時半に終了は無理だ。
とりあえず身支度は整えなくちゃと洗顔を済ませた。
11時40分、なんと診察が終わったと彼女から電話が。
やばい、お店予約しなきゃ!
いつ終わるか分からなく流動的だった為、予約もできないでいた。
案の定、1時まで予約で一杯だった。(-_-;)
彼女には待ち合わせの場所を言って移動してもらっている。
早く電話しなきゃ!
どこにするか迷った。
時間は1時間しかない。
クリニックから遠くない所でランチ・・・午後の病院に移動しやすい所・・・

あった、あそこなら彼女も1度行った事あるし、パン食、ご飯食、パスタと選べる。
彼女にその旨伝えて、私も着替えをし自転車で向かった。



お化粧してる時間もない。
目的地到着、がしかし、お店がない。つぶれちゃったのか?
取りあえず1区画を回ってみた。
あった、何度も行ってるのに道を1本間違っていたようだ。
彼女はまだ着いていなかった。
少し待ったけど来ない。
時間は刻々と過ぎて12時になってる。
どーしよう、午後に診察1時なのに大丈夫か?間に合わなくなっちゃうんじゃ!!
焦って携帯に電話。
「Sさん、今どこ?場所わかった?」
何か言ってるけど声が遠くてはっきりしない。
少し話したところでプツンと切れてしまった。
最後に「家の電話だから」と言ってたような・・・・
なんだ?
もう1度掛けた。話し中だ。電話帳を確かめた。

彼女の実家へ電話してた。
お母さんが出たようだ。。。。これで2度目だ。
前日にお土産いただいていたのに、そのお礼も言わず失礼な電話を・・・・。
後で聞いたらお母さんから彼女に電話があって、「ガーネットさんに電話して」と。
話し中だった時、彼女に電話していたのだろう。
なんで私だと分かったかというと、彼女、私とランチする事をお母さんに診察終わっ
てから話していたらしい。
どうにかナビをして、12時過ぎに彼女と会えた。
やっぱり道に迷っていたようだ。
そこで彼女、「午後の診察は1時半だったわ」と。
良かった~、1時間あればゆっくりご飯食べる時間もある。ふぅ~。
二人ともご飯のセットにした。メインは鳥肉のソテー。おいしかった。

10月24日のお昼でした。

食事をしながら診察模様を聞く。
結果、肺の方は問題ないようだが、一応呼吸器にも行くそうだ。
しかし、新たな問題が。
乳腺のエコー検査で気になる症状が画像に見えたらしい。
ガ : エコーは先生が撮ったの?
S : いや、先生は検査の時の写真を見てちょっと気になるって。
ガ : ふーん、気になるんだったら先生もエコー撮ってくれたらいいのに。
S : マンモも撮って、ぷつぷつしたものが少し集まってきて怪しい感じだけど、
大丈夫だと思うって。
ガ : 怪しいと思ったんなら何で細胞診しなかったんだろう?
S : 細胞診? あ、そう言えば先生細胞診がどうとかって言ってたような。。。
何て言ってたんだろう?忙しかったからかな?
ガ : マンモとかCTとかして、診察から薬まで貰って11時半でしょ。
いつもの検査でもそのくらいかかるのに、あれだけの検査して11時半
ならいつもより早く終わってるから、忙しくはなかったと思うけど。
S : そう言えばそうだよね。。。
次は骨シンチやって、それで気になるようならPET紹介するって。
ガーネットさんPETやった事ある?
ガ : いや、PETはやった事ない。
S : PETなら会社でもオプションでできるからって言ったんだけど、それとは
違うからって言ったんだよね。
ガ : ドックでやると自由診療で高いけど、症状があって検査って事でやると保険
適用になるから、だからじゃないかな。
だけど、それだったら骨シンチしないで初めからPETでいいと思うけど。
だってさ、骨シンチは骨だけでしょ、PETなら全身だもの。
少しでも放射線あびるの減らした方がいいと思うんだけど。
S : そっかぁ~、そうだよね。。。
ガ : まぁ、順番としてシンチでその結果でPETで全身診るんだろうけどね。
その辺は今度来た時先生と相談してみてもいいかもね。
きっとPETも考えてるから、それで細胞診はその結果によってしようと
思っているのかもね。
でも私だったら「細胞診して下さい」って自分から言うけどね。

こんな会話をして、彼女と別れた。
そして彼女は呼吸器科へ向かったのでした。
その後私は近くのスーパーへ寄った。
折角外出したので、何気に100均売場をうろついた。
見たら絶対何か買うよね!
会計をしにレジへ。
あっ


こんな所に・・・レジの隣りにあった。
そうか、ここで売ってるのか! 数えたら10袋あった。
ガ : (レジかごに5袋入れた)あの~これ、全部買占めていいですか?


店 : いいですよ。まだ一杯ありますから。

トッポギ味のスナック菓子、10袋 お買上げ~

いや~、うれしい~、良かった~あの店を選んで、だからここに寄れたし、自転車で
来たから買えたんだし。
うきうきで家路に着いた。
夜9時半頃、彼女からメールが入った。

呼吸器科での肺の検査は問題なしだったとの事。
そして乳腺クリニックへ細胞診の事で電話したそうだ。
先生もやった方が良いと言ったと。
それが、何とあの慎重派のA先生がうっかり忘れてたようなのだ。細胞診の検査。
細胞診をして「大丈夫だと思う」と言ってくれたようだが、結果は水曜日と言って
いたが、その後何も連絡が無いから多分大丈夫だったんだろう。
最後に「ガーネットさんと話をしなければ、(細胞診の事も聞かずに)そのまま帰る
ところでした。ありがとう。」と書いてあった。
結果的に何でもなかったけど、それでも主治医が検査した方が良いと思う程度だっ
た事を考えると、やっぱり私の考えを彼女に話したのも無駄ではなかったと思う。
素人だけど2度も同じ手術をした私。
どんな時どんな検査をしたらいいか少しは理解していた。
お医者さんも忙しいから「うっかり」はある。
だから私達患者も何でも言いなり、任せっきりにはしないでおこう。
疑問に思う事はちゃんと主治医に質問してみましょうね!!
そう、そう、Sさんの主治医と私の主治医は違います。(*^_^*)
でも私の主治医も「うっかり」があります。人間だもの。




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まさかの雇用止め、人生一寸先は闇。がん患者のワタクシ、生きてるだけで丸儲け。笑
以前「治験とプラセボ」という記事をブログにUPしたことがあります。
調べたら2009年5月でした。
これは母が膝の人工関節手術をした後に使うお薬について、治験に参加したという
内容でした。
ある程度治験について調べていた私はびっくりして、姉にプラセボの事を説明した。
母もその説明は受けていての受諾だったようで、これからの患者さんの為の試験と
いう事も理解していた。。
今回は臨床試験についてのUPです。
そもそも記事を読んだら「治験も臨床試験の一種である」と書いてあって、目から
ウロコ。
臨床試験=治験と思っていた私。
これは備忘録としてここに残さなくては。
ニュースソースは私のブログにもリンク貼ってる【がんナビ】で、こちらは製薬会社
他、医療関係企業の協賛で運営されているサイトです。
以前のUPと同じような内容もあるかと思いますが、前は治験ナビからの情報だった
ので、視点を変えてみる事もいいかなと。
何より1つリンクで纏まってるので読みやすいです。
抜書きして纏めてみましたが、詳細はリンク先へアクセスして下さいね。
【無作為化比較試験とプラセボとは】
※ プラセボとは、臨床試験の対象となる薬と外見(色・形・大きさ・肌合い)、重さ、
味覚を含め、そっくりに製剤化されている偽薬のこと。
医師も製薬メーカーの開発担当者も、中身を分析しない限り、両者を判別する
ことはできない。
● プラセボを使った臨床試験の殆どは患者、医療関係者もどちらが割付けられた
かわからないのが「二重盲検法」
● プラセボを使った臨床試験で、患者に割付けが知らされないのが「単盲検法」
● プラセボor非プラセボの割付けは、製薬会社、病院等とは関係ない登録センター
で登録順の番号を無作為に振り分けておこなわれ、これを「無作為化比較試験」
(RCT:Randomized Controlled Trial)という。
【治験と臨床試験はどう違う?】
● 臨床試験とは、人を対象にする医学系研究(臨床研究)のうち、介入を伴うもの
で通常の診療を超えた医療行為を、研究目的で実施すること。
● 治験とは、新しい医薬品や医療機器を臨床現場で使用するためと、既に承認され
ている医薬品や医療機器を、別の疾患の治療で使えるようにするために薬事法上
の承認を得る目的で行う臨床試験のこと。
【臨床試験は3段階、承認までは長い道のり】
対象となる被験者数は、疾患や国際共同治験か国内の治験かで変わってくる。
≪一般的な流れ≫
※ 一般的に治験の第1相試験は、健康な男性を対象に行われる。
● 第1相試験(フェーズ1) 15~30人を対象に薬物の吸収、分布、代謝、排泄など
を調べる。
● 第2相試験(フェーズ2) 40~100人を対象に安全性や有効性、最適な用法・用量
を確認、探索する。
● 第3相試験(フェーズ3) 200~3000人を対象に、既存薬やプラセボと比較し、
有効性と安全性が検証されれば厚労省へ承認申請を行う。
≪抗がん剤の治験≫
※ 抗がん剤は、健康な細胞にも影響する恐れがあるため、健康な人に協力を求め
にくいので、多くは最初から患者さんを対象に実施される。
ただし、細胞毒性のないホルモン薬などの場合は、第1相では健康な人に投与し
て、患者を対象に第2相と第3相を終えてから承認申請を行う場合もあるという。
● 第1相試験 患者を対象に適切な投与量と有効性の探索まで行う。
● 第2相試験 患者を対象に既存薬やプラセボと比較して、有効性や安全性を検証。
【参加するリスクとベネフィット】
● 主なリスク
未知の副作用が出る危険性がある、来院回数や検査の頻度が増える、プラセボ
を使用した場合には効果が期待できない、患者日誌やQOL(生活の質)調査など
時間的な拘束を受ける場合がある。
● 主なベネフィット
既存薬で得られない効果が期待できる可能性がある、通常診療以上に綿密な検査
や診察、看護師や薬剤師、臨床研究コーディネーター(CRC)のサポートを受ける
ことができる、検査費用や負担軽減費など多少の金銭的メリットがある、将来の
患者さんの治療に貢献できる可能性がある。
※ 取材元:日本大学医学部附属板橋病院薬剤部
治験管理室主任、臨床研究コーディネーター(CRC)榎本有希子氏
「有効な治療薬がなくなってしまった患者さんが、わずかな望みをかけて治験に参加
してくださるケースも多いのではないでしょうか」
「新しい医薬品や医療機器、治療法、検査法を開発し、実際に患者さんに使うために
は、臨床試験で有効性、安全性を確かめることが必要不可欠です。現在がんの治療に
使われている医薬品や医療機器も、過去に臨床試験を受けてくれた国内外の患者さん
たちのおかげで誕生してきたものです」
リポートの詳細はこちら → 臨床試験ってどんなもの?



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まさかの雇用止め、人生一寸先は闇。がん患者のワタクシ、生きてるだけで丸儲け。笑
上野先生のつぶやきで得た情報です。
Twitterしてる方は、ガーネットのTwitterでもRTしてますので、
そちらからアクセスした方が関連の色々なリンク先も見れます。
teamoncology Naoto T. Ueno 上野直人 (twitterから)
【地震とがん】
米国がん協会に超感謝。今回の翻訳許可はACSの英断。僅か数時間で決意。
『自然災害発生後のがん対処法 - がん患者と介護者のためのQ&A』
http://is.gd/YsJCPj #311care #ganER #jtop @ACS_California
『自然災害発生後のがん対処法 - がん患者と介護者のためのQ&A』
【本文より抜粋】
自然災害発生後のがん対処法 - がん患者と介護者のための Q&A
東北地方太平洋沖地震において被災されたがん患者への情報提供として、
米国がん協会(American CancerSociety)による本 Q&A(原文は英文)を
以下に掲載します。
避難所にいる方々はネットへのアクセスが困難ですので、避難所に救護班として
赴かれる医療従事者の方々に本 Q&A を印刷して持参いただき、避難所での配布
および掲示等に努めていただければと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
【ガーネットより】
ブログをご覧の皆様のご家族、お知り合いの方に対象者の方がいらしたら、
教えてあげて下さい。
1人でも情報を得て下さったらと思い掲載致しました。m(__)m
パネルディスカッション 「乳がんと真剣に向き合いましょう!」 の中では、
事前アンケートの質問から何件か選ばれ、この場でQ&A形式でお話がありました。
回答して下さったのは、参加していた先生方それぞれ専門分野でのお話でした。
メモを取ったので、簡略に紹介します。
Q1 20代
18歳からしこりがあり、母が45歳で乳がん、40歳からの検診でいいのか?
親子、姉妹、自分を含めてあと2名いれば、遺伝性が高い。
もし2人だった時、1人が若い段階あるいは両側の場合は、遺伝性の場合がある。
遺伝子検査と、遺伝カウンセリングもある。
遺伝性であれば25歳ぐらいからチェックは必要か。
お母さんだけの場合、ちょっとリスクがある程度。
20代の乳がんは全体の1%、男の人が乳がんになるのと同じぐらいの確率。
検診は税金が使われるのでその関係で40歳となっているが、乳がんは自分で自己
検診もできる。
マンモグラフィーは、しこりは白く写る。
乳腺が発育していると乳房全体が白く写るので、白い乳腺組織の中でしこりが白く
てもわからない。
若い女性は超音波検査を。市町村の検診では超音波はない。自分で病院へ行って。
月に1回、生理が終わってから自己検診を。
Q2 40代
しこり3cm、リンパに腫れ、どの治療が良いのか?
術後に化学療法をする症例であれば術前に。
術前化療で抗がん剤の効果をみる、安心感(しこりが無くなった場合)、切除範囲も
小さくて済む。
今持っているがんの性質を医師に確認する事。
抗がん剤の場合期間は3~6ヶ月
3週に1度、少ない量を12週、がんの程度によって。
術前ホルモン療法、高齢の抗がん剤をしない方、臨床で選択の1つ。
Q3 50代
化学療法中、リンパ浮腫
拠点病院支援センター等に相談。
★あまり先生達も詳しい情報は持っていない模様だった。
もっとリンパ浮腫について乳腺専門医は知識、興味を持って欲しいものだ。
最近私の通っているクリニックから術後のQOLに関するアンケートが届いた。
その中にリンパ浮腫に関する問いもあった。
もっと早く患者のデータを取っておいても良かったのでは?と思った。
患者が直接主治医に言えなくて、アンケートと言う形になったのかな?
言えてない人がいるのか。。。
だったら今度の診察でこのアンケートの答えを主治医は把握しているのか?
データベース化して、今後の患者治療に役立てて欲しい。
何はともあれ、小さな一歩を踏み出してくれたようだ。がんばれクリニック!
Q4 50代
3年後に再発、肝臓転移。
昔は手術したが今はしない。
放射線、薬による治療、化学療法の対象になる。
HER2- タキサン系など
HER2+ ハーセプチン(1次) タイケルブ(2次)
今は第3次治療薬もたくさん出てる。肝転移を叩く治療法はたくさんある。
HER2- アバスチン 来年使えるであろう
骨の転移 第一にホルモン療法優先
放射線 痛い所に放射線 (転移全部ではない)
体重のかかるところ (転移で骨が弱くなっているので予防)
大事な神経を圧迫するところ
ゾメタ 次の骨転移をしないように予防として使う
★大切な情報なので、メモの話だけでは心もとない。
こちらでもっと深く検索して、あなたの欲しい情報を得て下さいね。
乳がんの抗がん剤 抗がん剤の種類と副作用 ベバシズマブ(アバスチン)
ここでノバルティスファーマ(株)の製品であるゾメタについてHPへ。
ゾメタのトップページをリンクしてます。(リンクポリシーより)
ページから→ご使用の患者さん→ご利用いただく前に→【乳がん骨転移】
または【乳がん骨転移の治療法】をクリックして下さい。
骨転移のメカニズム等が絵入りで詳しく解説してあります。 → ゾメタ
Q6 60代
再発による医療費
さまざまな社会保障制度を利用する。
障害年金なども適用になるケースがある。ソーシャルワーカーに相談。
これだけじゃ良く分からないですね。
こちらに具体例が → がんナビ(がんに負けないお金の話)
私と同室だった当時50代の患者さんも、離婚して医療費が無料になっていた。
当時の私はこの事実に愕然とした。こんな方法で・・・・。
だって彼女は睫毛カールのパーマをしてたり、とっても医療費に困っているように
は見えなかった。
娘さんがいつも病院食を嫌がる彼女の為に、デパ地下の食料を買って来ていた。
早期発見でホルモン療法だけだったし。。。。
ただ、ご主人が入院中にお見舞いに来たのは見た事が無かったので、その為の離婚
だったかは想像であるけど。
一方、同時期に両側乳がんで手術した看護師さんは、リンパ転移がなかったにも関
わらずきちんと治療を継続しないで命を落とした。
経済的な事もあったようだが、それだけではなかった。
リンパ転移が無い事で、看護師であるが故に油断していた事もあったようだ。
副作用で治療も大変だったようだが、確か傷病手当を貰ってから仕事に復帰してた。
職場の医師(乳腺専門医ではない)や、内科の医療機関で経過を診ていた。
乳がんを甘くみてはいけないです。
だから私も納得いくまで治療を続ける、続けたい。
その為にも治療費を残しておきたいから、毎日の生活日は派遣でがんばる!
だって、それがシングルの定めなのだから。
誰も頼りにできないから。。。。
今はね定年になったら海外旅行楽しもうと思ってるの。
でもその頃の私の体力、体調はどうなっているのかな?



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乳がん患者だけど、今は頸椎椎間板ヘルニアと闘う気満々。応援してチョ!
兄の時も叔母さんの時も、離れているので私は実際のところ抗がん剤を点滴してる
ところは見た事が無い。
兄の時は今から18年前の事で、お見舞いに行った時は口内炎で食べ物が喉を通ら
ないという時だった。
そんな知識も全くない私がお見舞いに持って行ったのは、横浜のシュウマイとパンプ
キンプリンだった。
なんて酷い見舞客だった事だろう。
こんな身内じゃ兄も情けなかっただろうなと思う。
乳がん患者となっても経口抗がん剤しか経験していない私は、血管痛も知らない。
ホルモン治療での副作用はたくさん経験しているが、抗がん剤の副作用と言えば最初
に処方されたフルツロンで3週間過ぎて出た吐き気だけだった。
これもお薬をUFTに変更する事で全くなくなった。
倦怠感はずっとあったが、何かしらの癌治療中の身ではこんなもんだろうと思って
いた。
倦怠感は同じ18年前子宮筋腫の手術後に飲んでいたお薬で、肝臓値がかなり悪く
なった時も同じように経験していた。
この時はドクターストップが掛かったが、もう少しで治療が終わるから頑張ると言い
最後まで続けた。
痛みに関しては、私は子供の頃から原因不明の関節痛で20年間苦しんできた。
鎮痛剤とはお友達で、風邪薬と鎮痛剤を一緒に飲んだりは普通にしていた。
そんな経験もあり、形成外科医が「痛みに強い人だ」というくらい我慢強いし、普通
より痛がらない方だと思う。
そんな私が緩和ケアと関わりがあったかというと、漢方薬の処方でお世話になってい
る内科医(麻酔科医)との関わりだけかも知れない。
不定愁訴をじっくり聞いてくれる先生だから、心おきなく何でも話した。
精神的なケアもここでしてたようなものだ。ある意味心療内科医でもあったかな。
話は飛んだが、叔母さんは本州の娘の元で手術をした。
少々ボケが入ってきた伯父さん共々一時娘の元にいたのだが、伯父さんも母と一緒
で都会の暮らしに馴染めず1人田舎に戻って来てしまったのだ。
叔母さんは伯父さんを1人残すのが心配で、田舎に戻り抗がん剤治療をするつもり
だった。
手術をした病院でも抗がん剤治療は田舎でも大丈夫という話だったそうだ。
しかし田舎の病院では抗がん剤の扱いに慣れた医師がいなかったため断られ、結局
函館の病院に入院して抗がん剤治療を始めた。
娘は本州で家族も有り、北海道には付いて来れない。
そこで姉が病院に通っているらしい。
姉も私と同様、私以上に癌治療や副作用に詳しくない。
話を聞いても「抗がん剤を点滴でやるんだって」なんて事を言ってる。
身近で看ている人じゃないと、身内でも分からないものかもしれない。
いや、家族でも抗がん剤治療がどのように行われるかなんて、さほど知らないだろう。
TVで癌治療の事やっても、抗がん剤より手術、放射線治療に焦点を合わせている。
私も抗がん剤の名前は聞いた事あっても、どんなタイミングで、どんな副作用が出て
どうチェンジしていくのか知らない。
少し勉強してみようと思った。
市民公開講座より 「緩和ケア」について
講師:北田正博先生 旭川医大 循環・呼吸・腫瘍病態外科
平成20年 呼吸器センター准教授
緩和ケアについては今迄何度か記事にしているので、あまりメモは取っていない。
昔は緩和ケアを始めると患者は 希望→絶望へ 自信→不安 と変わっていたが。。
今は包括的癌治療に変わっている。
緩和ケアを始めるタイミングは辛さ、患者の希望、また抗がん剤治療と同時に始める
というお話だった。
私は癌患者となった時から始めるものだと理解している。
何故なら大多数の患者は、癌告知を受けた時から精神的に病んでいると思うから。
旭川医大では乳腺とまだ上手くかみ合っていないから、これからチームを作って・・・
そうか・・・まだそんな段階なんだ・・・・北海道って。
そう言えば義兄が○大の耳鼻咽喉科で手術をした時、脳にも掛かっていた腫瘍をとる
ために脳神経外科の先生に途中から手術に加わってもらった。
これは耳鼻科の先生だけでは脳の腫瘍は取れないため残す事になりそうだったのを、
脳外の先生に話してもらい診療科の隔たりを無くして手術をしてもらう事はできな
いかと、義兄が掛けあったからだ。
事前に脳外の診察を受け脳外の先生は「これは取れるよ」と言っていたのだから、私
はてっきり初めからそんな話かと思っていたら、意外とそうじゃないんだね。
結果的に両方の先生が一度の手術で取ってくれた。
術後の経過も良く、耳鼻科の先生から学会でこの症例を発表したいのでと、承諾を貰う
お話があったそうだ。
お医者さん同士って、気兼ねがあるんですかね?プライド?
時間を取って自分の手術を助けてもらうのって、言い出しにくい事なのかな?
今回はどちらの医師も患者の為に動いて下さったので、義兄はラッキーだったし義兄
が諦めず先生に頼んだから、この結果が生まれたんだと思う。
チーム医療って、こんなところも大切だと思う。
垣根は作らないで欲しい。
これで次の患者さんも同じように手術してもらえるルートができたかも。
「再発後をどう生きたらいいの?」
講師:大村東生 先生 札医大乳腺・甲状腺チームリーダー
ちょっと哲学的なお話になりましたので、これはそれぞれが考える事という感じかな。
先生が仰ってたのは『意欲を持つ事がフォローになる』 『自分らしく生きる』
自分らしく生きるってどういう事だろう?自分らしいって・・・・・
難しいですね。
私は未だに自分という人間がどんな人間か理解できてない。
日々考えが変わったりするから、自分でもどんな性格か分からなくなる事がある。
我慢強いのに短気って。。。。あり?

前回の記事で紹介したHP 『緩和ケア医のらくがき帳』 、これから紹介するマニュアル、
これを紹介したくて今回の市民公開講座の記事を更新してきたようなものです。
平方 眞 先生は現在愛和病院副院長(長野市)でいらっしゃいます。
リンクの許可をいただくため、お願いと記事の感想を書いてメールしました。
【ガーネット】
ここから感想です。(^-^)
「がんの症状コントロール」のまとめに書かれていた事、この様な考えで治療して下
さるお医者さんが増える事を心から希望致します。
癌治療の副作用、痛みはもう患者が我慢する時代ではないと言う事を、患者自身に
も知って欲しいです。
その為にも患者も自分の症状を上手に医師に伝える事が大切だと感じます。
とても分かりやすい説明、先生が仰ってた難しい医療専門用語では患者が理解でき
ない、全くその通りです。
臨床の場で先生が経験された患者の様々な症状、治療は、進行がんと闘っている患
者には大変参考になるし、皆さん気に掛かっているし、知りたいと思っている事だと思
いました。
緩和ケアは末期癌患者だからじゃなく、癌患者となった時から始まるものですよね。
私も勉強しながらブログ友にもお知らせしたいと思います。
このHPを知った事を大変嬉しく思いました。
【平方先生より】
特に乳がんを持っている人は、治療成績が向上してきてがんと一緒に生きる時間が長
くなってきている分、治療に伴う「生きる困難さ」も増えてきていますよね。
薬が違えば副作用も違うし、人によっても副作用が違うし、でも副作用の辛さを楽にする
薬も結構見つかってきているので、楽に治療が続けられるような医療は、できるだけ多く
の人が知ってほしいなと思います。
最近は化学療法をする医師や看護師や薬剤師も、そのあたりを熱心に勉強する人が増
えてきた気がします。
化学療法の薬もものすごい勢いで増えてきているので、勉強することがたくさんあり
すぎて大変だろうなと思いますが。
緩和ケアは「がんになったときから始まる」というのは、私が話をするときには必ず
言っていることです。
「治らない状態になった人や、治療の手段がなくなった人におこなわれるのが緩和ケア」
というのは、古い定義に基づくものであって、その狭い定義はなるべく早く世の中から
消し去りたいというのも、しょっちゅう言っています。
≪緩和ケアの基礎≫で書かれていました。
緩和ケアの基礎は、何といっても疼痛コントロールです。
これができないことには、他の緩和ケアの要素も十分に生きてきません。
がんの疼痛コントロールの基本はWHO(世界保健機関)が提示した「3段階ラダー」です。
現在では1987年に提唱された基本にかなりの工夫が加えられ、様々な症状に対応できる
ようになっています。
詳しくは、「がん緩和ケアに関するマニュアル
(がん末期医療に関するケアのマニュアル改訂第2版)」(厚生労働省・日本医師会)
を見てください。
私の働いていた諏訪中央病院では、独自の緩和ケアマニュアルを作って、毎年1回以上
医局の勉強会(若手医師を中心に多くの医師が参加)で勉強しています。
そのマニュアルをここに載せておきます。PDFファイルで別ウインドウで開きます。
使いたい方はご自由に印刷して使ってください。
個人でまとめたものなので、全てが正しいなんて思っていませんが、800人以上の方を
真剣に看取ってきた経験が生かされているとは思います。
もし間違いを見つけたら教えてください。
これを踏まえてがん症状のコントロールについて、もっと知りたい勉強したいと思う
方はご覧下さい。
ご自分の使っている治療薬で、今の自分の状態をある程度客観的に知る事になります。
がんの症状コントロールマニュアル(平成20年11月版)
私がメモることは・・・・
投与の基本原則
最も重要なのは、モルヒネの血中濃度が常にその人の有効域にあるようにすること
である。
そのため、時間を決めて一定時間毎に使用するようにし、頓用を基本にはしない。
癌で痛みがある場合は基本的には常に痛みがあるので、「痛くなったら使う」とい
う方法は不適切である。
投与方法の変更(量は3 ページ左下換算表を参照)
経口投与が困難または不可能の場合、塩酸モルヒネ坐薬(アンペック坐薬)を、
8時間毎に1 日3 回投与する。
アンペック坐薬1個では多い場合、坐薬をパッケージごと横に半分にはさみで切って
投与できる(縦割りにしようとすると粉々に割れる。
残りの半分は必ず薬局に戻す)。
坐薬も不可能な場合には持続注射(皮下注、静注)とする。
血中濃度の安定のためには、1 日数回皮下注などではうまく行かず、ポンプを用いた
持続注射が必須である。
(中略)
末期になっても痛みは消えないので、最期まで投与を持続しないと「痛みに叩き起こ
される状態」になる。
「のめないから中止」は最も不適切な対応である。
そのためには、現在の方法で投与を続けられなくなったらどうするかをあらかじめ考
えておく必要がある。
副作用対策で書かれていた便秘について
基本常識として、モルヒネ等のオピオイドを開始するときに次の2薬は必ず併用する
習慣を身につけたい。
便秘に→ プルゼニド2T 1x眠前
吐き気に→ノバミン 3T 3x(2 週)
(中略)
元々便秘がちの人には、下剤を多めに使う。
モルヒネを使っていて一旦便秘になると、通常の便秘に対する処置では対処できない
ことも多く、一時的にモルヒネの投与を中止しなければならなくなる。
多めに下剤を用いておいて、下痢気味なら減らしていく方が、排便コントロールはしや
すい。
便秘でどうしようもなくなった時には、デュロテップMT パッチに変更すると痛みを我慢
させずに便秘を解消できることがある。
痛み以外の症状への対応で書かれていた事
進行がん以降で比較的多くて見逃されやすいのが、高カルシウム血症であり、ゾメタ
がよく効く。
がんの進行によって体力が低下し、それによって食事量が減少しているのは、自然な
ことである。
たとえば老衰で命が終わりそうな人は、ほとんど何も口にしなくても静かに苦痛なく
過ごすことができる。
それを自然なこととして見ていられないのは、がんの場合は老衰より遙かに早くその
事態が訪れるためである。
家族は「なるべくたくさん食べて、元気になって」と言っても、患者さんの身体がそ
れを受け止められない時には、食べることを勧められるのは苦痛でしかない。
しかし家族に遠慮して、我慢しながら食べている人も多い。
がんが進行してきて食事量が少なくなってきた時の適量は、「食べたいと思うものを
おいしいと思える量だけ食べる」ことで、たくさん食べればそれだけ栄養になるわけ
ではないことを、本人も家族も理解しておく必要がある。
受け止められる以上の栄養分や水分を無理矢理身体に詰め込むと、逆に身体の負担が
増すことは、皆が認識しておいた方がよいと考える。
患者家族にも参考になるマニュアルでした。
私も抗がん剤治療中の叔母さんに何かしら助言できればと思っています。
最後に平方先生、
リンクの許可をしていただいた事、
本当にありがとうございました。




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■講演2 【再発治療】
講師 : 田口和典 先生 平成22年4月 北海道大学病院第一外科外来医長
旭川医大非常勤講師兼任
◇1次薬物治療
効果の高い治療を1次に使いたい
治療は臨機応変に時にマイルドに(QOLを考える)
ホルモン療法から化学療法へ
HER2(+)の場合は化学療法+ハーセプチンorタイケルブ
ホルモン療法と化学療法は原則同時にしない(まだ効果が確定していない)
タイケルブについてはこちらの記事で → ラパチニブ(タイカーブ)って?
◇化学療法の開始
ホルモン(-)、ホルモン剤使っても命に危険がある場合
直ちに開始 → 『がん性リンパ管症 、 脇のリンパ管に癌が転移』
(体力の低下などで十分な抗がん剤の量が使えない場合がある)
がん性リンパ管症とはどんな症状なのか検索を掛けてヒットしたのがリンクしている
サイトでした。
このサイトはお医者さんのHPで、トップページにこのように書かれています。
このページの目的は、「がん患者を診ている医療従事者の役に立つこと」です。
医療従事者用のサイトを一癌患者にリンクさせてくれるだろうか?
リンクの許可をいただく為メールしました。
OKをいただき、その上お返事の中で先生が素人の患者が勘違いしないように更に言葉
を添えて下さいましたので、そのままここに転記します。
なんたって医療従事者用に書いている事を素人の癌患者のブログにリンク貼られるから
先生も心配かもね。
【平方眞先生より】
がん性リンパ管症に関しての説明は、「かなり深刻な事態である」ことをわかって欲
しい場合の説明に使うことを想定しているので、がん性リンパ管症と診断名がついて
いて、でも安定している人には逆に不安にさせるかなあと思ったりしています。
(そういう人は、画像上ではがん性リンパ管症と同じように見えても、間質性肺炎
などの他の病態なのではないかと思ったりもしますが。)
さて、講演では乳がんの治療薬は選択肢がたくさんある事、新薬も次々出てきている
というお話がありました。
◇ジェムザール、アバスチン(HER2陰性でも有効)
ジェムザールは2010年2月5日に手術不能または再発乳がんに保険適用となった
ようです。
調べたら1996年膵臓がんの治療薬としてアメリカで承認されたそうです。
製造発売元のサイトと情報サイト両方検索かけたので参考にご覧下さい。
● ジェムザール
● (一般名:ゲムシタビン)
● 製造販売 : 日本イーライリリー プレスリリース (手術不能、再発乳がんに保険適用)
● 日本イーライリリーが行った「乳がん治療への期待」アンケート結果
今回の市民公開講座で、私が個人的に一番興味を持ったのが実はこのアバスチンで、
HER2陰性でも有効だというお話でした。
そう、私はHER2(+1)なのでいざという時ハーセプチンは使えないのです。
だから他の手があるのは1つ選択肢が増えるという事で、嬉しい情報でしたが。。。
大腸がんの治療薬として名前は知ってたけど、ここはもう一度真剣に検索です。

● ベバシズマブ(分子標的薬)
● アバスチン(一般名ベバシズマブ)
● FDAは乳がんに対するベバシズマブ適用に関する審査を継続
アメリカで迅速承認に基づいてHER2(-)で治療歴のない進行乳がん患者にパクリタキ
セルと併用して使われていたが、諮問委員会が迅速承認取消しに多数の人が賛成。
でも正式承認を目指して何やら新しい申請が。。。。で、その審査の12月までこちらの
審査も継続されるというニュース。。。ですか?
このニュースの後で読むとこれらの記事なかなか考えちゃいますねー。
なんか前にも別の記事でリンクしたような気が・・・( 一一) 覚えてない (^_^;)
● アバスチン、サリドマイド他、複数の治験が進行中 注目の血管新生阻害剤
● 分子標的薬の長所と短所をきっちり把握しよう――より効果的な使い方を求めて
この記事の中で私が注目した点。。。。目からウロコでした。
【決して「夢の薬」ではない】で書かれています。
抗がん剤では現れないような副作用がでる事、これらの副作用に対応するにはがんの
専門家だけではなく、血管外科、心臓、腎臓、神経、内分泌等の内科の専門家を充実
させることが急務だと言っている事。
もう1つ、今までのがん治療のガイドラインは若くて全身状態がよい患者を対象に
作られたもので、高齢者が抗がん剤治療を受ける今の時代ではガイドラインに沿っ
て治療ができる患者は半分ぐらいしかいないのだそうです。
確かに臨床試験で途中で副作用の為止めちゃった人は、データから除かれる訳だか
ら、エビデンスは全身状態がよい患者から得た結果と言う事になるのかな?
結局はテーラーメイドで個別にと言う事になるのでしょうね。
益々医師との意思の疎通が大切。シャレじゃないよ!
◇手術を考える場合
骨転移に寄る骨折
脳 → ガンマナイフが主流となってくる
◇放射線
骨転移の除痛 ― 骨の再生
ゾメタ、アレディア
この辺はストロンチウムや骨粗鬆症のお話で以前記事にしてるから省略。
◇生命に危険
1次化学療法 体力低下―1次ホルモン―体力回復―2次化療
最後のメモ
早い段階の緩和医療導入が、身体と心を安静にする。
治療中「疲れたなぁ」と感じたら、直ぐに医師に伝える。
私もここまで書いて「疲れたなぁ」と感じてきた。
今日はここで終わりです。(^-^)



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乳がんはしこりになる前が長いので、検診を受ける。(無症状の時に)
この後、司会を担当していた札医大第一外科の平田先生が演者の岩瀬先生に質問。
(メモなので一語一句同じではありませんので)
Q : リスクを血液や遺伝子検査で見つけた事はあるのか?
A : 遺伝子乳がんは全体の5%
これについてはアンケートの質問コーナーでもう少し詳しくお話して下さいましたよ。
■講演2 【乳がんになったらどうしたらいいの?】
講師:中村清吾 先生 平成18年4月 聖路加看護大学 臨床教授兼務
日本赤十字看護大学 非常勤講師
平成22年6月 昭和大学病院ブレストセンター長
先生の紹介で「男前」「有名」という言葉が出てました。笑。
確かに。

そんな事より先生自身からお話があったのですが、先生は若手の育成に努めたいとの
事で6月に今の環境の中に身を置いているのですが、聖路加病院と全く切れた訳では
なく兼務しているとの事でした。
毎回言ってますが私が聴講した内容をその場でメモったものを記事にしています。
勘違いもあるかも知れませんので、この記事だけで何事も判断しないようにご注意
ください。
では、本題に入りましょう!

● 鵜呑みの戒め
Good luck does not always repeat itself
直訳すると幸運はいつもやってくるとは限らないという事でしょうか。
(柳の下のどじょうは2匹いないという事のようです)
先生は一部の代替治療を選択する患者さんが、誇大広告にのせられて効果のはっきり
しない高価な治療や薬と言われるものに手を出し、手遅れになってしまう事を憂いて
います。
みるみる、ぐんぐん、どんどん
瞬く間に、驚くべき、○○医学博士推奨
こんな言葉に要注意です!
これ笑っちゃいました。会場にも笑いが。
確かに良く目にする、耳にする言葉ですよね。

「きっと効いてくるかも知れないから続けてみよう!」で手遅れになっている。。。
とあるブログランキングで、お医者さんのブログがたくさんランキングされている
カテゴリーに、あるブログもランキングされています。
そこである1人の医師が、自身のブログタイトルにあえて注意を喚起するサブタイ
トルをつけてUPしたそうです。
そしたらいつの間にか1人2人とそれぞれにサブタイトルをつけた医師のブログが
UPされてきたそうです。
癌患者が惑わされないように、小さな運動の輪が広がったんですね。
皆さん気付いてましたか?
藁をもすがる・・・・そんな患者の弱みにつけ込む悪徳業者にご注意下さい。
西洋医学が全てとは思いません。
現に私も漢方や鍼治療をしたりします。でも、主治医に隠さずお話して下さい。
服用中のお薬に禁忌のものが含まれているかも知れませんよ!
Strength of evidence (証拠の強さ)
先生のスライドでは「研究デザインと証明力の強さ」となっていました。
研究デザインってとても重要ですね。
様々な研究発表がなされていますが、どうデザインするか(対象者の選択等)に
よって結果は異なるのですから。
新薬開発には爆大な資金、長い研究期間が費やされます。
うがった見方をすれば新薬が開発されれば大きな利益を生みだすのですから、都合
の良い結果になるデザインで結果発表する事だってあるかも。
だから研究発表段階ではあまり過大な期待はしない方が良いかもね。
あくまで個人的な思いですけど。
壇上では次に乳がんの成り立ちについてスライドを使っての説明がありました。
これは乳がん本に書いてある通りなので省略。
リンパ節生検についてお話する時先生を見たら、脇の下に手を当て身振り手振りでの
講演でした。
1980年代半ばより始まったもので、4月に保険適用になったそうです。
そうか、2007年は保険適用外だったんだ。。。
ずっと前になってると思ってました。
ホルモン治療についてのお話もありましたが、今メモを見てもラフすぎて自分でも
内容が繋がらないので省略。。。ごめんなさい。

OncoTypeDX 日常の診療で使えるようにしたい
これが最後のメモでした。
乳がんになったら・・・は、私にとってはもう過去の事。
だから既に知ってるお話が多かったのであまり細かなメモは取らなかった。
自分の気になった事しかメモってないので、まぁこんな感じの報告です。ぐふっ




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乳がん患者だけど、今は頸椎椎間板ヘルニアと闘う気満々。応援してチョ!
今日は寒かったです。最高気温17℃。
自転車でお出掛けしたのですが手袋しました。
朝足が冷たくて温まらないので電気ストーブでしばし温めた。
あの暑い日はもうどこかへ行ってしまったようだ。。。。
秋風はこの先の冬を思うと気が重くなる。


追記:PM10:10
久し振りに「チームオンコロジー.Com」に入ってみた。
何と又してもタイムリーな記事に出くわした。
もし免疫治療を考えている方がこのブログを読んでくれていたなら、是非こちらの
記事を読んでみて下さい。 → がん免疫療法は確立された治療法か?
どんな治療も本人が納得して受ける事が大切ですね。
第18回日本乳癌学会学術総会市民公開講座を聴講した。
ようやく纏める気になった。笑。
今回、たくさんの画像を使っての講座だったので、とっても視覚に訴える力があった。
お話だけより説得力がUPされるし、現実的な感じがバンバン伝わった。
動画で観れるのはいいですねー。
いつものように自分で取ったメモを見ながらのUPなので、記憶が薄れている所、
読めない字があったりで、講座内容の半分も伝えられるかな・・・・
私の記憶で書いているので勘違いもあると思います。
専門的な事はそれぞれでお調べ下さいね。
■講演1 【早く胸のしこりを見つけるために】
講師:岩瀬拓士 先生 平成21年10月 癌妍有明病院乳腺センターセンター長
24年間の研究期間、学会は18年。
1955年~2008年のデータだった。
日本では乳がん患者が増えている。
1990年からイギリス、カナダ、アメリカでは乳がん患者が減って来ている。
検診の普及率に関係があるようだ。
90%が検診を受けており、定期的に受けてる人は70%にもなるそうだ。
北海道では、旭川22.8% 札幌17.7% 函館4.6%の平均検診率。
データの紹介のあと、乳管内進展の様子が画像で紹介された。
内視鏡で見れる。
乳管内に留まっていると言う事は非浸潤の乳がん。
手術で取ってしまえば、血液、リンパには癌細胞が浸潤していない訳ですから転移
もないので早期発見は大事ですね。
非浸潤でも乳管内の広がりによっては全摘もある事を御存知ですか?
よく早期発見なのにどうして全摘なのか?と診断や医師に不信感を持つ方もいるよう
ですが、進展の度合いによるんですね。
今は5mmの腫瘍は画像で発見できるそうです。
温存ができるかどうかなど、造影MRIで広がりを見ます。
これも会場では画像と共にお話を聴く事ができました。
リンパ節の転移をみるのも、今ではセンチネルリンパ節という言葉もメジャーになっ
ていますよね。
私が最初に左乳がんの手術をしたのが7年前で、退院後に買った本にセンチネルリン
パ生検の事が載っていました。
「これからはこの様な検査が広まってたくさんのリンパ郭清もなくなる」との事。
その通りになってますね。
あの頃はまだ標準ではなく始まったばかりで東京の大病院の話で、北海道の小さな
クリニックができるようになるのはまだまだ先だなと思ったものでした。
この時は東京に住んでる方が羨ましかった。笑。地方格差を感じた瞬間でした。
でも実際臨床の場で行われ始めたのは2005年で、その8割が癌妍での症例だっ
たそうです。
最先端治療は最先端医療現場で始まるのは至極当然の事ですね。
乳がんの腫瘍にアイソトープを打ち、そこからどのリンパへ流れているかを見るのが
この方法です。
私が2007年に右の乳がんの告知を受けた時、主治医に前と同じようにたくさん
リンパ郭清するのかと聞きました。
センチネルリンパ節生検の事が頭にあったから。
だけどこの時私は既に組織診をしてしまった後で、腫瘍をくり抜いてしまっていた
のです。
だから主治医も「リンパに上手く流れないかもしれない」と言っていました。
結果、センチネルリンパ郭清はできませんでした。
もっと私に深い知識があれば組織診の前に造影MRIで癌かどうかある程度目星を
つけて、それから組織診を受けれたかもしれないですね。
組織診したらそんなデメリットがある事を知らなかったから、これはちょっと後悔。
今はどうなんでしょうね?
本当の早期乳がんは無症状でしこりもないそうです。
任意型検診は年に1回受ける事。
対象型検診(住民検診)は2年に1回です。1度見逃すと4年先になると。
今しきりと集団検診の意味が問われていますよね。
でもこの話具合からすると、やっぱり検診大切じゃないですか?
お話のニュアンスでもそんな感じだったんですけど。
無症状でわざわざ病院には行かないし、2年に1度でもやっぱり受けておいても良い
かなと思う。
後は自己検診がやっぱり大切だと言うお話でしたよ。
そう言いながら今の私は全然してないですけど。
両方全摘だし、皮膚への転移だったら目でも分かるかなと思って。
今は腫瘍マーカーに頼るかなー。
そのマーカーも3ヶ月に1度の採血はちょっと頻繁かな?とも思うけど。
次回は半年後になりそうですが。
いつもNCC-ST-439は基準値内に治まってる事がないので、信用おけない
ながらもだからこそ半年置くのも気掛かりではあります。
ぐふふふ・・・何とも矛盾していますが。

症状を自覚した時は検診ではなく病院で専門医に診てもらう事。
検診と精密検査では見方が違うそうです。
「次回の検診を待たないで病院に行って下さい」と言ってました。
講演のメモを取ったのを見ながら記事書いてるんだけど、最後にこんなメモが・・・
乳がんはしこりになる前が長いので、検診を受ける。(無症状の時に)
やっぱり住民検診は必要だって事ですよね!


こんな風に会場で頂いたメモパッドに書いたんだけど、どこまで再現できるかなー。
今日の記事で1ページです。
その時点では話しを聴きながメモしてるからこんなメモでも内容を理解してたんで
しょうね。
でも、2ヶ月も経つと忘れてる事もありメモの意味が不明瞭な事もありーの。。

毎回すぐUPすればいいのにと思いつつこんな延び延びになってしまう。反省。
今日はこれだけ書いても背中に張り出てないよー。これが一番嬉しい!

右の写真は手作りの「焼うどん」
いつもはソースも入っているの買うんだけど、今回ソースも手作りです。
と言ってもとっても簡単。
いつもの「めんみ」を使ってるから。
1.茹でてある真空パックのうどんをチンで1分、麺をほぐしやすくしておく。
2.油は入れないでウィンナーは塩味が付いてるから軽く炒めた後に、キャベツ、
にんじん、玉ねぎ、ピーマン、しめじなど冷蔵庫にある残り野菜を入れる。
3.和風顆粒ダシを振りかけ少ししんなりするまで炒める。
顆粒ダシにも塩味が付いてるから油を使ってなくてもしんなりしてきます。
ここであまり炒め過ぎないのがコツです。
4.うどんをほぐし入れ、「めんみ」と水を少し浸るくらい入れる。濃さはお好みで。
ここで麺に味がからむまで炒め煮する。
5.一味唐辛子をピリッと利かしてできあがり!売ってるのと同じくらいおいしい。
牛肉でやったらすき焼き風な味のソースになりますよ!



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今日の記事は勉強と言うには初歩の初歩で、目新しいものもありませんが、検診で
経過観察になった方や自覚症状のある方は、次回から病院で精密検査がいいですね。
続きはまた時間ができたらUPしたいと思います。


いつも私に乳がんの講演会等をお知らせしてくれるはーにゃさんからでした。
26日、市民公開講座が開かれるようです。
私も昨日有休を取るべく手はずを整えて、まずは当日お休みを取る事から始めた。
申込は今朝メールでしました。
映画の試写会の時もメールで申し込んでみたんだけど、やっぱりハガキの方が
真剣に申し込んでる感が出るような気がする。
履歴書も最近はメールで送れちゃうけどね。
就活の時もメールよりは封書で申し込んだ方が受入れてもらえるチャンスがある様に
感じるのは私だけだろうか?
そう思いつつハガキだと質問とか見られちゃいそうで、メールにしました。
そう、今回の申込は質問も記載するのです。
きっとパネルディスカッションのネタだろうと思う。
今の所、あまり乳がんに関してはどうしても知りたいという事もないのだけど、3つ
程書いてみました。
メール使って送る人も多いだろうし、700名の募集でも抽選になるかもね。
抽選に漏れたら有休どうしようかな???
とりあえず皆さんにもお知らせしますので、お近くの方で行ってみたいと思う方は
申し込んでみてはどうですか。
Twitterにも書いたけど、見れない人の為に。
FAX、メールはこちらから。
http://www2.convention.co.jp/18jbcs/shimin/index.html
ポスターです。
http://www2.convention.co.jp/18jbcs/shimin/images/poster_image.pdf
どうか、抽選に漏れませんように・・・
あはっ、こうしてお知らせしたら抽選に漏れる確率が高くなる・・ま、いいか。



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